Rubinの母親役割獲得過程
看護師国家試験 第111回 午前 第105問(状況設定問題)
国試問題にチャレンジ
状況設定
Aさん(30歳、初産婦)はX年2月5日に妊婦健康診査のために来院した。
受診日はX年2月5日、分娩予定日はX年2月28日である。 Aさんは「自分の子どもが生まれて、どんなふうにあやすかな、とか、オムツを替えるかなと自分が子育てをしている場面を思い浮かべます」と笑顔で話している。看護師はAさんの様子をルービン, R.(Rubin, R.)が示した母親役割獲得過程に当てはめてどの段階にあるかをアセスメントした。 Aさんのアセスメントで適切なのはどれか。

- 1.空想
- 2.模倣
- 3.取り込み
- 4.ロールプレイ
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
Rubinの母親役割獲得過程の5段階を理解し、具体的発言から段階を判定できるかを問う問題です。
解答・解説
正解は1です
問題文:受診日はX年2月5日、分娩予定日はX年2月28日である。 Aさんは「自分の子どもが生まれて、どんなふうにあやすかな、とか、オムツを替えるかなと自分が子育てをしている場面を思い浮かべます」と笑顔で話している。看護師はAさんの様子をルービン, R.(Rubin, R.)が示した母親役割獲得過程に当てはめてどの段階にあるかをアセスメントした。 Aさんのアセスメントで適切なのはどれか。
解説:正解は 1 です。Rubinの母親役割獲得過程は模倣・ロールプレイ・空想・取り込み/投影/拒絶・悲嘆作業の5段階で構成されます。Aさんは自分が子育てをしている場面をイメージしており、これは自分と児の将来を思い描く「空想」段階に該当します。
選択肢考察
- ○1. 空想
「自分があやしたりオムツを替えたりしている場面を思い浮かべる」という発言は、自分と将来の子どもの関係を心の中で描く空想段階の典型例です。
- ×2. 模倣
模倣は先輩母親や専門家の行動を観察して真似る段階で、Aさんは他者を手本にしている行動を示していないため該当しません。
- ×3. 取り込み
取り込み・投影・拒絶は、空想した行動を自分に取り込み吟味する段階で、Aさんはまだ想像を楽しむ段階であり選別・吟味には至っていません。
- ×4. ロールプレイ
ロールプレイは人形で沐浴練習をする、他者の子に関わるなど疑似体験を行う段階で、Aさんは具体的行動に移していないため該当しません。
Rubinは妊娠期から産後にかけての心理過程を5段階で整理しました。模倣→ロールプレイ→空想→取り込み・投影・拒絶→悲嘆作業の順に進み、必ずしも直線的ではなく行き来しながら母親役割を獲得していきます。笑顔で空想するAさんは妊娠末期として順調な心理適応と判断できます。
Rubinの母親役割獲得過程の5段階を理解し、具体的発言から段階を判定できるかを問う問題です。
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